私は41歳です。

 

そして癌になりました。肝臓癌です。

 

 

。。。て書くと深刻そうですが、1.8センチ程でステージ1くらいで、完治します。

既に手術は成功して、明日退院です。約2週間。

早期に発見されればほんと治りますね〜、癌て。

 

入院中に思ったことがあります。

 

術後はほんと痛みと熱と具合の悪さに一睡もできず、3日くらいはずっと辛かった。。。

38.5度くらいの高熱が続き、気づいたら湯船に浸かったかの如く汗ビッショリ。。。というのが続きました。

 

その時ふと思いました、私が頭であれこれ指示しなくても、身体って勝手に体温を冷やすために汗をかいて、熱を下げて、具合を良くするよう努力してるんだなって。。。

すげえな身体ってって思うのと同時に、自分というものを、自分の「意識と身体」に分けて考えたら(身と心)、身体ってほんと健気だなって。

 

心は自分の欲望の赴くままに、飲み食いしストレスを溜め、自分のことなんて考えない。

そんな心に対して文句の1つを言うでもなく、黙々と自分を治すために努力し続ける身体。

そうして心の我儘を、ずっと耐え忍んできた身体(肝臓)は頑張りすぎて耐えきれなくなり、がん細胞の発生を許してしまったんでしょう。

 

そう考えたら、身体に対してとても申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。

 

身体って自分にとって、かけがえのない、最高のパートナーなんだなって思いました。

抽象的な話になりますが、親や嫁(旦那)は最高のパートナーであっても、一緒には死んでくれません(死んでほしくもない)。

身体というパートナーは、死ぬときは一緒です。当たり前ですね。辛い時も楽しい時も1番自分と一緒です(当たり前)。

 

なんか身体を別人格のように考えたら、凄く愛おしい存在だと思い、今まで我儘し放題だったことを反省し、今後はもっと自分の身体を労ろうって思いました。ほんとごめんね相棒。

 

「自愛」という言葉をちゃんと理解した気がします。

 

拙い文で分かりづらいかもしれませんが、これを読んだ方、少しでもご自愛頂ければ幸いです(๑˃̵ᴗ˂̵)